
のび~るチーズが最高!家族から人気の「ベーコンチーズロールパン」レシピ
はじめまして。「作業時間10分!日々パン先生の『ドデカパン』簡単アレンジ」の連載16回目を担当させていただきます、吉田知佳です。
愛知県春日井市を中心に活動する“日々パン先生”の私がご紹介させていただくのは、「ベーコンチーズロールパン」です。
わが家は、家族をまとめてくれて惣菜パンが大好きな旦那さん、好奇心旺盛で「ママのパンが大好きだよ」といつも言ってくれる5歳の娘、「初めてのパンはママのパン」から始まり市販のパンをほとんど食べたことのない2歳息子の4人家族です。
1歳のときの娘は、大豆と卵アレルギーがあったため、市販のパンが食べられず、食べられるパンを選んで過ごしていました。そんな中、出会ったのが「ドデカパン」。
このパンなら娘にたくさん食べていいよ!と言ってあげられると思ったのを今でも覚えています。
娘に「食べていいよー!」と渡したら、うれしそうな笑顔でパクり!「ママ、パンおいちい!」と当時1歳半の娘。私がうれしくなりました。ドデカパンに出会えてわが家のパン生活が始まりました。
数年後に息子が生まれ、離乳食が始まり、「初めてのパンはママのパン」を叶えることができました。息子も2歳になりパンが大好物です。
そんなわが家でリクエストが多い人気パンの1つ、のび~るチーズがおいしい!ボリューム満点!大満足!「ベーコンチーズロールパン」の作り方をご紹介させていただきます。
焼きたては中のチーズがとろ〜り。熱々をフーフーしながら、できたてのパンを楽しんでもらえたらうれしいです。
「ベーコンチーズロールパン」レシピ
調理時間
15分(発酵・焼成時間は除く)
分量
3人分
材料
- 強力粉…200g
- 塩…3g
- インスタントドライイースト…3g
- 水…160g
- ハーフベーコン…6枚
- スライスチーズ…3枚
- ピザ用チーズ…30g
作り方
<こねる>
1. 保存容器(1000ml前後の直方体・立方体)の中に強力粉・塩・インスタントドライイーストを入れ、スプーンで均一に混ぜておく。
2. 水を8割ほど入れて、スプーンでぐるぐる混ぜる。粉っぽい部分をめがけて残りの2割を加え、全体が均一になるまで混ぜる。
3. 表面を平らにならし、保存容器のふたをしめる。
<一次発酵>
冷蔵庫の中に一晩(8時間以上)置く。
※1日1回、水で濡らしたスプーンで混ぜれば、5日間保存可能です
※8時間後の状態がこちらです
<成形>
1. 打ち粉を多めに振って、生地と保存容器の間にドレッジ(カード)を差し込み、隙間を作る。
2. まな板シートなどの上に保存容器を裏返し、生地が出てくるのを待つ。
3. 生地を縦方向に3等分にする。
4. ベーコンを2枚ずつ生地にのせる。
5. スライスチーズ1枚を半分に切り、ベーコンの上にのせる。
6. 手前からくるくる巻き、くっつきにくいタイプのアルミホイルを敷いた天板の上にのせる。
7. ピザ用チーズを10gずつ上にのせていく。
※生地を触りすぎると硬いパンになってしまうので注意!!
<焼成>
1200Wのトースターで20分ほど焼く。上が焦げそうな場合は、途中でアルミホイルをかぶせる。裏面にも焼き色がついていれば焼き上がり。
※焼き上がってすぐにパンをカットすると、切り口がねちっとしてしまうため、冷めてからのカットがおすすめです
※焼成時間は、お使いの機材により適宜調整してください
焼きたてパンの香りと「チン!」というトースターの音に、子どもたちのテンションは爆上がり。
焼きたてをすぐに頬張りたい!でも熱いから食べられない!
と葛藤しながらも、2人とも一口食べて満面の笑顔でグッドマークをくれます。
忙しい日々の中でも、子どもたちの笑顔に癒されながら、焼きたてパンをおうちで食べるのは幸せなひとときです。
夜に生地を作って冷蔵庫に入れておけば、次の日の朝起きるのが楽しみになります!
手作りパンがきっかけで、家族の笑顔とコミュニケーションが増えることを祈っています。

愛知県春日井市を中心に活動する日々のパンの講師。幼稚園や保育園などで“出張パン教室”を開催。毎月開催のサークル活動や支援センターでのパン教室を主宰。「子ども連れ大歓迎で楽しい」と大人気のおうち教室も開催している。
おうちパン教室MAKANA(@pan_makana)